昭和の思い出35 ホッピング

私が子供の頃、「スカイホッピー」という
オモチャが出ていました。

(性格には1980年頃、バンダイから発売)

長さは1mいかないくらいの鉄製の棒で、

ペダルに足を乗せ、ハンドルを握り
足元のバネで跳び跳ねるオモチャです。

ウチは流行りモノは買わない主義だったので、
友達が持ってたのを使わせてもらった際の
感想。

(……で、何が面白いのコレ……?)

うまく跳べなかったからというのもありますが、

ぴょんぴょん跳ね続けるだけ!なんですよ。

せいぜい友達と回数を競う以外、
他に何かできそうでもないしなー。

外で遊ぶのならバドミントンかバレーでも
やろうよー。

当時の私の感想はその程度でしたが

最近、甥っ子が持っていることを知って驚きました。

新品だと!?と思ってググったらまだ売ってた!

しかも海外で進化してエクストリームホッピング……?

ホッピングに乗ったままバーの上を飛び越えたり、
ぐるんと一回転したり……

もう何がなんだか(白目)

しかもコレ、80年代より前にも一度流行してるらしい。

 

結論:古今東西飛び跳ねるのが好きな人間は
一定数いる。

楽しいなら口を挟むことじゃないですが、
ケガには気をつけて。

家庭で作る昭和のお菓子 シャービック

今ほどスイーツがスーパーにもコンビニにも
溢れていなかった頃、

ハウス食品から「家庭でできるアイスの素」として
発売されていたのがシャービックです。

出たのは1968年(昭和43年)!

3億円事件があった年というと、オバさんの
私の感覚でも大昔に思えます。

それはともかく、シャービックを牛乳とよく混ぜて
製氷皿で数時間冷やして出来上がりです。

アイスっていうかシャーベットですね。

イチゴ味やメロン味の優しいパステルカラーの
色合いもキレイでした。

簡単にできるので、子供の頃妹と一緒に
よく作って食べたものです。

パッケージにはハート型、ダイヤ型などが
可愛らしく盛り付けられていますが、

家庭で作ると製氷皿の形にしか
ならないからあんまり可愛くない……。

美味しかったからいいんですけども。

ググったら幻のオレンジ味があったそうですが
記憶にないな……。

家庭で作るデザートは、他にもゼリエースとか
フルーチェがありますが、私は断然シャービック派
でした。

あと、よくヤクルトを凍らせて食べてました。

アイスもスイーツも今ほど多種類じゃないし、
田舎ならなおさら数は限られています。

だからこういう手軽なお菓子の素が
よく売れたのでしょうね。

今は田舎だろうとコンビニでも通販でも
何でもありだからなー。

昭和の思い出34 友達とお菓子作り

これは昭和平成関係ないと思いますが
小学校高学年以上の年齢になると
友達とお菓子作りをした女子は多いはず。

クッキーでもケーキでも、
形も味も素人丸出しとはいえ
皆で作ったというのはプライスレスです。

焼きあがるまで、人生ゲームとかトランプとか
おしゃべりしながら待つのも、楽しみの一つ。

友達と集まった時にしかお菓子は作らないタイプと
家で一人でも作るタイプがいて、

私は前者、妹は後者でした。

まだ妹の腕が未熟な間は
私が味見係兼処理係で、

スプーンをはね返す弾力のゼリーや
シューに失敗し、中身のカスタードだけとか
やたら固いクッキーとか
色々食べさせられたものです。

私の体脂肪率が増えるのに比例して
妹も料理上手になっていきました。

※誇張表現です

姪っ子も大きくなったら妹とお菓子作りを
する日が来るかもしれませんね。

その後は友達とがメインになるだろうけども。

今時の子だと、そのお菓子はまず
食べる前にインスタにUPの手順かな……。

それで思い出したけど、最初の「お菓子作り」は
もっと子供の頃のシャービックだったのかもしれませんね。

ググったらまだ売ってて驚いた。

『テレビ探偵団』の思い出

これも30分のバラエティ番組です。

ググったら86~92年放送だとか。

昔のCMや歌番組、ドラマ・アニメの名(迷)シーン、
ちょっとした豆知識などを紹介する内容でした。

故・愛川欽也が『いなかっぺ大将』でニャンコ先生
声優だったとか

林家こぶ平(当時)が『タッチ』に声優として参加
してたとか

大映ドラマのトンデモ設定や謎の場面。

柔道一直線』での、近藤正臣が足でピアノを弾くシーンは
未だに忘れられそうにありません。

司会の一人、山瀬まみ仮面ライダーアマゾンをかなり
怖がってたのも何故か印象に残っています。

ジュリーが三億円事件の犯人で、警官隊に撃たれて
血まみれになるラストが衝撃的でしたが実に美しかった。

(ドラマ『悪魔のようなあいつ』)

劇中でジュリーが歌っていた『時の過ぎゆくままに』は
本当に名曲です。

どうでもいいけど、三億円事件のドラマの犯人役って、
ジュリー・織田裕二福士蒼汰
その時代を代表するイケメンばかりですね……。

 

記憶を辿るとアニメや特撮ばかり観てるはずなのに
生まれてない時代のCMやドラマの知識まであるのは
だいたいこの番組のせいですありがとう。

70年代の歌謡曲とか、素晴らしいものを
沢山知ることが出来ました。

復活してほしいけど、肖像権とか著作権とかに
厳しいご時世じゃ無理だろうなぁ……。

 

『カックラキン大放送!!』の思い出

カックラキン大放送!!』は30分のバラエティ番組で、
地元では金曜7;30放送でした。

ちょうど『宇宙刑事シリーズ』の後に観ていたものです。
(ということは80年代頭)

※以下敬称略。

坂上二郎&井上順&研ナオコがメインの家族コントや
高田みづえも)

車だん吉が毎回殺される役で、野口五郎郷ひろみ
近藤真彦のうちの一人が二枚目刑事役のコント、

研ナオコがおばあちゃんに扮して、孫とコントを
繰り広げる「ナオコおばあちゃんの縁側日記」

コントに乱入してくる「カマキリ拳法」使いの関根勉、

コントの合間に上記のアイドルたちが歌うコーナーもあり、
8時以降の番組を観ない私でも、流行歌を知る数少ない
機会でした。

研ナオコの歌、好きでしたね……。

印象深いのは二枚目の刑事を演じた郷ひろみが面白い
くらいカッコつけていて、
登場シーンの「GOO!」は音楽込みでよく覚えています。
(役名が特捜刑事GOO)

野口五郎の刑事役「ゴロンボ」も縁側日記のコントも楽しかったし
歌も印象深いです。
「19;00の街」は名曲。

ところでマッチの刑事役の名前何で「スリッパ」だったんだろう。

ググったらヒデキやトシちゃんも参加してたみたいですが、
その時期は何故か観てません。

『すごいよ!マサルさん』の序盤で「カックラキン
再放送を観るから帰る」みたいな台詞があり、

(観てえ……というか作者は同世代なのか……)と
思ってました。

もう一度観たいです、カックラキン

昭和の思い出33 どこでも歌が流れていた

私が小学校の頃、下校時刻になると
『夕日が背中を押してくる』という歌が流れていました。
これは普通に音楽の教科書に載ってる歌です。

その後歌が変わったのですが、歌えるくらい歌詞を
覚えても、タイトルがわからないままでした。

小椋佳さんの『さらば青春』と分かったのはかなり後でしたが、
今でも聴くと夕暮れの学校と通学路の情景が浮かびます。

1つ上の学年の友達のクラスでは、
終業時に海援隊の『送る言葉』を皆で歌ってました。

一緒に帰る時、教室の前で待ってたので
こっちも覚えてしまいました。

確実に担任が金八ファンだったのでしょうが
当時夜8時以降のテレビ番組を見てなかったので
教科書にでも載ってる歌かと思ってました。

唯一夜9時までTVを観ることを許されていたのが土曜日で、
ひょうきん族』の「ひょうきんベストテン」で
本物じゃなくてモノマネの方で歌を覚えました。

マンガの中でもキャラが当時の流行歌を
歌ってたりしてましたし、

TVの歌番組やアーティストに詳しくなくても、
どこかで流行の歌を知る機会があったのです。

しかし著作権が厳しくなり、音楽番組も減った今、
誰でも知っている流行歌そのものが
なくなってしまいました。

趣味が細分化してるのも一因でしょうけど、
「聴く機会」がないのが最大の原因なのでは……。

昭和の思い出32 小学校の放課後の図書室

小学校の頃、部活のない日は放課後、

一人で図書館で本を読んでいました。

ふと気が付くと誰もいなくなっていて、
辺りには物音一つしない……。

そんな時に限って怖い本を読んでたりするんですよね。

 

昭和に「~入門」というシリーズの本があって、
特に『名探偵入門』というのを繰り返し読んでました。

探偵もののトリックやアリバイ崩しを集めた本ですが、
妙に挿絵の死体がリアルでちょっと怖かった記憶。

あと幽霊だの妖怪だの、小学校の図書館には
ホラー系の本が結構入っています。

心霊写真の本とかもありましたが、今はもう
素人でも画像がいじれる時代ですから
すっかり見なくなりましたね。

他にもノストラダムスの大予言とか
惑星直列で地球が滅ぶとかオカルト系の
ものもありました。

 

何も起きないよね……?とビクビクしつつ図書室を出て
まだ人が残っているのを見つけてほっとする。

それの繰り返しです。

そもそも後で怖くなるなら読まなきゃいいんですが
好きは好きなんですよね。(そして後悔する)

 

※ググってみたら小学館の「小学館百科入門シリーズ」
の中の一冊でした。

リストを見たら他にも小学生の女の子が好みそうな本、
いっぱいあるのに何故コレだったのか……。