昭和のしんどい思い出1 中学の部活は強制

別のブログで中学の部活のことを思い出したら、
書かずにはいられなくなりました。

ほのぼのはしませんのでご注意ください。

中学に上がると、部活は強制になりました。

多分、放課後に生徒たちがふらふら遊ばないように
という措置かと推測しますが

遊ぶとか非行に走る以前に、毎日2~3時間以上
ハードな体育会系練習の強制ってものすごく勉強の
妨げになったんじゃないかなぁ。

体育会系OR吹奏楽部しか選択肢がないって、
初心者には何の罰ゲームなん……。

私は球技も陸上もトロかったし、吹奏楽も剣道柔道も
やったことなかったので一応経験のある水泳部に
入りました。

しかし楽しく泳いでればOKだった小学校時代と違い、

4月の入学直後から「じゃ、軽く500m流してから
50mダッシュ10本、それから……」
と、いきなりハードモード。

途中で止まると、顧問の女体育教師がプールサイドから
拡声器で怒鳴ってきます。

この頃、水温10℃前後だと泳いでると
頭が痛くなると知りました。

さすがにそれだと陸トレに切り替えになり
16℃以上で泳ぎます。

塾も習い事も大半の用事も、部活が終わってから!
の一言で終了。

休むと先輩に呼び出され、囲まれて責められます。

 

強烈な同調圧力で、休むも辞めるもままならず。

泳ぐこと自体は今でも好きですが、
最初は毎日ヘロヘロで本当にしんどかった……。

でも一番怖かったのは、雷がゴロゴロ轟き
空がピカピカ光る夕立の中、泳がされ続けたことでしょうか。

本当に何事もなくてよかった!!!!

これ以上何か負荷がかかっていたら、不登校とかに
なっててもおかしくありませんでしたが、

とりあえずマンガとアニメがあれば幸せな性格なのと、
数か月で体力もついて何とかこなせるようになりました。

しかし昭和の(効率とか無視で)
「とにかく長時間無理させる」=頑張ること
という風潮は今なお健在。そろそろ止めたいものです。

というか甥っ子は野球少年なので、
無茶させられないか今から心配です。