昭和と平成の子供の違い

現在夏休み中なので、甥っ子たちが実家の両親
(彼らには祖父母)の元によく遊びに来ているようです。

子供たちが来ると一時も目が離せないから
家事どころじゃないし、
この暑い中外に出たがるし……。

母は文句を言いつつ、けっこう楽しそうです。

※本当は方言ですが、再現するとわかりにくいので
標準語でお送りします。

連日の暑さに、友達と集まって外で遊ぶことが
できないため、元気が余ってるらしい。

「あと、コンビニって漫画も雑誌もあるから、
アイスのついでに毎回ねだられるのが大変」

「たまには買ってあげるけど、キリがないから
ダメな時はダメって言う」

だそうで。それは当然ですが、

私が子供の頃はそもそもコンビニがありませんでした。

本屋さんも微妙に生活圏内から外れていたし、
田舎なもので、近所のショッピングセンターには
限られた生活必需品くらいしかありません。

つまり、「何かを欲しがる」にも
目の前に現物がなかったため、
現状に満足するしかなかったのです。

だからこそ、従妹からマンガを貰ったり、
あるいはたまに買ってもらったりしたら、
全ページ覚える勢いで読みました。

友人から借りたマンガも、持ち主より
詳しく覚えたものです。

……脳味噌の使い方を完全に間違えましたね。

目の前に欲しいものが何でも揃っている状態と、

欲しいものが目の前になく、目の前にあるもので
満足するほかない状態。

どっちが幸せかなんて一概には言えませんが、
今の子には今の子なりの苦労がありそうです。