昭和の思い出36 舗装されてない通学路があった

私が小学生の頃、登下校する通学路は地区ごとに
決められていました。

友人が通る通学路は舗装されてなくて、
通称「ガタガタ道」と呼ばれていました。

文字通り凹凸の多い道で、雨が降ると
水たまりが転々としていて、
避けながら歩いたものです。

(あまりぬかるんではいなかった気がします)

何年後かに舗装されましたが、昭和50年代後半まで
舗装されてなかったのは確かです。

今では考えられませんね。

私の地区の通学路は舗装されていましたが、
道の左右には高く伸びた草が茂り放題。

学校の周りは田んぼと川の他は何もなく、
梅雨時には大量発生のカタツムリが潰されて
生臭いにおいを放っていました。

(ただし田んぼの周りは春にはレンゲ、
秋には彼岸花の群生がとても綺麗です)

夕方一人で帰る時は、時間帯によっては
誰もいなくて、よく不審者とかに出会わなかった
ものです。

平成になり、川の周辺も含めてどこもかしこも
きっちり整備され、葦の茂っていた岸は公園に
なりました。

そうなってから不審者情報とか出てくるというのも
不思議な話です。

なお、ちゃんと通学路を通って帰ってないことが
バレると、翌日の反省会で吊るし上げを喰らうのでした。