益城町 初市

2016年4月の熊本地震で、
かなりの被害を受けた益城町

春のお祭り「初市」が開催中です。

行ってきたけどすごく賑わってました……!!

名物は「市だご」(だご=団子の方言。
団子状の丸っこいものを指す)
要するにあんころもちです。

予約が必要だったり、長い列が
できてるお店もありました。

この日は歩行者天国になり、

益城町木山の大通りに沿って
ずらりと屋台や露店が並ぶのですが

周辺の土地はだいたい更地か新築の家で、
お寺も再建中。

石垣のかわりに数字の書かれた黒ビニールに
覆われた土が積まれていたり、

神社もお社が潰れたままで
被害の大きさが今なおくっきりと……。

完全復興まではまだまだかかるようです。

それはともかく、坂の上の方はたこ焼きやりんご飴、
市だご、ポテトや綿菓子、焼き鳥などの食べ物で

からし蓮根があるのが熊本っぽい)

坂の下に行くとヨーヨー釣りや植木など
食品以外が多くなります。

ステージも作られ、ダンスや牛深ハイヤ、
カラオケ大会や大道芸などもありました。

(プログラムだと明日もカラオケ大会が……)

私が見てまわった時は曇りでしたが
夕方雨が降ってきました。

沈丁花の小さな苗を買ってきたので
庭に植えるか植木鉢にしようか……。

熊本 上通・下通・新市街その10 

下通アーケードすぐ、階段を下りて
地下にある座’t CAFE+Bar
(ザッツカフェ)

+がついてる通り、夜はバーです。

お昼はランチメニュー、二時を過ぎると
スイーツメニューが登場します。

ちょうどお茶の時間だったので
入ってみました。

中は薄暗く、店内に水音が響いていて
夜の日本庭園という趣です。

注文は(会計も)手元のベルを押して
店員さんを呼んでから。

落ち着いた店内ということもあり、
じっと座っていると、だんだん眠くなってくるので
一人で来た方はご注意ください。

椅子もカウンター席からソファタイプなので
くつろげます。

靴を脱いで座る掘りごたつの席もあり、
複数で入るとそっちに通されます。

和スイーツメニューも美味しそうでしたが

今回注文したのは紅茶のチーズケーキと
カフェラテ。

(「本日のケーキ」を頼むと
写真付きのメニュー表を持ってきてくれます)

カフェラテはクマがラテアートに
なってて可愛い!

両方ともおいしかったです♪

J・D・ロブ『イヴ&ローク』シリーズ その4

その他イヴの周囲になくてはならない
レギュラーキャラたち。

まずはイヴの信頼篤いパートナーの補佐官、
ピーボディ。

ミーハーなところもありますが、
優秀な女性刑事。

ちょっとぽっちゃり体型を気にしてるのが可愛い。

恋人のマクナブは電子捜査課所属。
細身でピアスや派手な服装をしてる
電子オタク。

コンピューター関係はイヴの夫・ロークも
強く、コンサルタントとして協力することも。

メイヴィスはイヴとは最もつきあいが長いキャラで
スリをやっていた少女時代に逮捕し、その後も何かと
交流していました。

更生した彼女は歌手として大成。

今や世界規模のアーティストで、熊っぽい優しい
旦那さんのレオナルドと、愛娘の赤ちゃん・
ベラと幸せに暮らしています。

TVキャスターのナディーン、精神科医のマイラも
仕事、プライベート共につきあいのある女性キャラ。

マイラの夫、チャールズもいい人です。

NY市警主任検死官のモリスや
電子捜査課課長のフィーニーもイヴにとっては
信頼を寄せる大事な人です。

イヴの部下たち、
世慣れた伊達男のバクスターと初々しい新人刑事
トゥルーハートのコンビや

ネクタイの色彩センスがおかしいジェンキンソンと
その相棒のライネケ、

サンチャゴと女刑事カーマイケルなど、
頼れる仲間たちです。

こうやって書いてると、このシリーズ
大分好きなんだなと思います。

だいたい3カ月に一回くらいのペースで
新刊が出てますので次は春頃かな?
楽しみにしています。

J・D・ロブ『イヴ&ローク』シリーズ その3

イヴの夫、ロークについて。

名前は「ローク」のみ。アイルランド出身。

(彼の父親がパトリック・ロークなので
むしろ名前がなくて苗字のみと言うべきか)

イヴより少し年上の、いい声のイケメンで
宇宙一のお金持ちで性格は温厚で優しく、
ユーモアを介し、遊び心もある完璧超人。

イヴのトラウマを理解して支え、
ファッションどころか食べることにすら
無頓着なイヴの面倒を細かく見てくれます。

理想の男すぎる……!!!

(脳内CV;森川智之さんで読んでいます)

イヴと出会った時に彼女が落としたボタンを
大事に身に着けてるとか、いいよね……。

実は貧民街の生まれで、ろくでなしの父親に
暴力を受けながら泥棒を強制される日々でしたが

近隣に住むサマーセットという元軍人から
知識と教養と生きる術を教えられます。

その後父の死もあり、ロークとサマーセットは
貧民街から出て(略)

イヴと出会った時は既に成功した実業家でした。

サマーセットは現在ロークに仕える老執事。

イヴとはお互い、顔を合わせるたびに
イヤミの応酬をするのがお約束のようなもの。

(もしかして嫁姑的なアレ……?)

飼い猫ギャラハッドもいい味出してます。

そのうち家族が増えたり……するんだろうか?

J・D・ロブ『イヴ&ローク』シリーズ その2

主人公イヴ・ダラスについて。

イヴは作中で30歳の警部補。

凛々しく有能な美女ながら
オシャレにもファッションにも
ついでに食事にも無頓着。

幼い頃から実の父親に性的を含む虐待を
受けており、8歳の時、殺されかけた際
父親を殺してしまいます。

実は彼女は名前がなく、ダラスは
彼女が路上で保護されたのがダラスの
街だったこと、

イヴも親がつけた名前ではなかったはず。
(1巻が今手元にないのでうろ覚えですが)

そしてイヴはひたすら警官になることを目指し、
その夢を叶えます。

第一巻はイヴが容疑者の一人だったロークと
出会うところから。

イヴは重いトラウマを背負っているので
時折悪夢にうなされます。

最近ではロークのおかげで大分コントロール
できるようになり

メタ的に捜査状況を整理し、イヴに決意を促す
「悪夢会議」になりつつあります。

ちなみにイヴ&ロークシリーズ最大の謎は

イヴがNY市警のオフィスに隠してる
チョコバーは誰が食べてるんだ!?

なお46巻では無事でした。
謎が明かされる日は来るんでしょうか。

J・D・ロブ『イヴ&ローク』シリーズ その1

ヴィレッジブックスから出ているミステリー
『イヴ&ローク』シリーズ。現在46冊が
出ている安定の人気作です。

結構好きなので語ってみようと思います。

主人公はニューヨーク市警の女警部補
イヴ・ダラス。ロークは彼女の夫。

ちょっと変わっているのは単なる捜査モノと
いうだけでなく、

SF×ハーレクイン×ミステリーなところ。

舞台はNYでも近未来のお話で、
人類は宇宙に進出しています。

過去にアメリカ本土を巻き込む大規模な
戦争が起きていたり

本物のコーヒーや食品がすごく貴重になり

「ドロイド」と呼ばれるロボットが
警備やハウスキーパーなどを担当しています。

料理マシーンの「オートシェフ」や
現場を荒らさないために警官が靴に施す
「シールイット」など便利アイテムが
多数登場します。

ハーレクイン要素はイヴの夫ロークが
宇宙一の大金持ちのイケメンで

建物(ホテルやマンション、店舗)によってはロークの
持ち物なので、捜査がとてもスムーズだったり。

そういう特殊な要素以外は、殺人事件を
イヴ率いる捜査チームが地道な捜査で
解明していくミステリーものです。

一冊で完結するので、どこから読んでも
問題ないです。

続きます。

春が近づくと思い出す昔話

大分前の話になりますが、私が某所で
一人暮らしをしていた頃のお話です。

ある日「隣の者です」と
若い女性が訪ねてきました。

女性「わぁ、センスのいいお部屋ですねぇー!」

私「え……?いや、散らかってまして……」

急いで出たので玄関から部屋の中が見えてましたが
しかし丸見えというわけではなく、一部のみ。

女性「それに、センスのいい音楽がよく聴こえてきますし」

私「すみません、うるさかったですか!?」

女性「いいえ全然ー。センスいいなって」

私(さっきからそればっか言ってるなこの人……)

親しげな口調ではあるんですが、こっちを全く見ないで
「陽気な人」の台詞を言ってるような違和感がありました。

何かおかしいと思ってたら笑顔で一言。

「私、そろそろ死にたくなると思うので
異変があったら警察呼んでくださいね♪」

明るく言い残して女性は去っていきました。

しかしその後何事もなく、いつの間にか部屋の住人が
変わっていたというオチ。

何だったんだよ本当に……。

春が近づくと思い出す、珍妙な出来事でした……。