J・D・ロブ『イヴ&ローク』シリーズ その1

ヴィレッジブックスから出ているミステリー
『イヴ&ローク』シリーズ。現在46冊が
出ている安定の人気作です。

結構好きなので語ってみようと思います。

主人公はニューヨーク市警の女警部補
イヴ・ダラス。ロークは彼女の夫。

ちょっと変わっているのは単なる捜査モノと
いうだけでなく、

SF×ハーレクイン×ミステリーなところ。

舞台はNYでも近未来のお話で、
人類は宇宙に進出しています。

過去にアメリカ本土を巻き込む大規模な
戦争が起きていたり

本物のコーヒーや食品がすごく貴重になり

「ドロイド」と呼ばれるロボットが
警備やハウスキーパーなどを担当しています。

料理マシーンの「オートシェフ」や
現場を荒らさないために警官が靴に施す
「シールイット」など便利アイテムが
多数登場します。

ハーレクイン要素はイヴの夫ロークが
宇宙一の大金持ちのイケメンで

建物(ホテルやマンション、店舗)によってはロークの
持ち物なので、捜査がとてもスムーズだったり。

そういう特殊な要素以外は、殺人事件を
イヴ率いる捜査チームが地道な捜査で
解明していくミステリーものです。

一冊で完結するので、どこから読んでも
問題ないです。

続きます。