昭和の思い出21 停電が多い
昭和の方が今より停電が多く、身近に懐中電灯や
ロウソクが置いてありました。
テレビでもよく「しばらくお待ちください」の
画面のままになるのが、怖くてたまりませんでした。
本来、色鮮やかでにぎやかなはずのテレビが、
音もなく灰色の画面のまま動かないというのは
「大変なことが起きてる」印象を与えていたのでしょうか。
当時だってすぐに復旧しましたが、
記憶に残っている停電といえば
84年頃に大雪のためテレビのアンテナが壊れてしまい、
クライマックスに差し掛かっていた『銀河疾風サスライガー』が
見れなくなったこと、
平成に入っての台風19号で『サイバーフォーミュラ』が
ナレーション部分で停電した時は
暴風雨に向かって叫びたい気持ちでした。
そう、今この時点よりもずっとひどい大雨でしたよ……!!
停電は翌日まで続き『ファイバード』も観れず。
後日再放送があったらしいですが、ネットもない時代、
突然平日の午後に流されて誰が観れるんじゃあぁぁぁ!
台風のたびに思い出す出来事です。
ところで実家はその頃の習慣で、押入れを開けると
すぐに懐中電灯が取り出せるようになっていましたが、
地震の時は奥へ転がってしまい、結局使えなかったとか。
固定しておくべきでしたね……。