リコーダーで吹いた「シレジアの踊り」
先日、池内紀『消えた国 追われた人々』を
読んでたら、シレジア王国のことが
書かれていました。
かつての東プロシアの南部に位置し、
現在はポーランド領とチェコ領に
分かれています。
読んでいたらふと、小学生時代、
音楽の時間にリコーダーで吹いた曲
「シレジアの踊り」が脳内に
蘇って来ました。
「レ・レ・レ・ド・シ・
ド・ド・ド・シ・ラ・
シ・シ・レ・ソ・ラ・ラ♪」
後半シ・シ・レ・ソ・ラ・ソと
転調します。
単調で覚えやすいメロディなので
教科書の課題曲に選ばれていたのでしょうか。
ググってみたら「シュレジエン」とも
言うそうで
『ヘタリア』でプロイセンがマリア・テレジア即位後に
オーストリアさんから奪った大事なところの一つか!!
とアハ体験。
15世紀が舞台の『乙女戦争(ディーヴチー・
ヴァールカ)』で説明に使われている
地図にも「シレジア公国」の名前があります。
すごく大雑把に説明すると
ポーランド領→神聖ローマ(ハプスブルク家)
→プロイセンときて
第二次大戦でソ連に占領された後、
現在に至るわけですね。
ちなみにあのルーデルさんの出身地だそうです。
こうやってバラバラに覚えていた知識の
点と点が繋がるのは濫読の醍醐味ですね。
今の教科書にも載ってるのでしょうか?