母の昭和の思い出3 お店は来るもの

母から聞いた話ですが、昔は自転車や
自転車で屋台を引いた色んなお店屋さんが
町を売り歩いていたようですね。

(昭和20年後半~30年頃です)

・朝はしじみと卵売り。

自宅でニワトリを飼っていても、つきあいで
卵を買うこともあったとか。

・昼にロバのパン屋さんとアイスクリン屋さん

ロバのパン屋さんと言ってもロバを引いている
わけではなく、そういう名前のお店です。

チリンチリンとベルを鳴らし、自転車や二輪の荷車?を
引くアイスキャンディー屋さんは
今でもたまに見かけますね。

・夜には魚屋さんが来て、買うとその場で
調理してくれたそうです。

(凝った料理は無理だろうから、
焼いたり捌いたりでしょうけど)

時代劇ではてんびん棒をかついだ魚売りが
長屋の前で声を張り上げる場面がありますが
それが自転車などの二輪に代わっただけという感じです。

その後、保健所などの指導や免許、店舗の
形を取らなきゃいけないなど様々な
指導が入るようになり、

お客は自分からお店に足を運ぶようになりました。

(『サザエさん』には御用聞きのサブちゃん
なんて家々を周る人がいましたね)

個人店へ、そして大型スーパーへ。

あれ、もしかしてネットスーパーって
一周まわって戻ってきた感じ……?