映画館で見かけたほっこり話

困った人もいれば、ほっこりした話もあるということで。

『ES(エス)』という映画を観に行った時の話です。
(ちなみに2002年公開)

囚人役と看守役に分かれて心理学の実験をしたら。
看守役が暴走したという「スタンフォード監獄実験」が
元ネタの映画です。

人間心理の恐ろしさを描く作品で、しかも渋谷の映画館という
場所柄、若い男女ばかりがチケット売り場に並んでいました。

私もそこに並んで待っていると、少し前にいたカップルが

「え?ここ『釣りバカ日誌』(の窓口)じゃないの?」

と言って、列から離れて行きました。

(渋谷の映画館で若い男女がこんなに『釣りバカ日誌』に
行列すると思ったのか……?)

心の中でツッこみつつも、

もしも渋谷で本当に若い男女が『釣りバカ日誌』に
大行列を作ったら……と思うと

ものすごくほっこりしました。

これから陰惨極まりない映画を観るというギャップも
あいまって、昔の話なのによく覚えています。

それに『釣りバカ日誌』を観る若いカップルって
なんか微笑ましい。会話がすごくほのぼのしてそうで。

でももし『釣りバカ』で本当に若者が行列作るとしたら

1;佐藤健が「僕に釣られてみる?」が口癖のキャラを演じる。
2;竹内涼真が「ひと釣りつきあえよ」(以下略)
3;福士蒼汰が「魚、キター!」(以下略)

並ぶね!初日に!!

そういえば今は前もってネット予約が主流ですね。
ムビチケ、慣れるまでちょっと扱いにくかったよ……。