昭和と平成 翻訳の違い2 魅惑の響き「こけもも」

海外児童文学にはジャムやパイとして結構出てくるけど、
日本では縁がない果実「こけもも」

一体どんな食べ物なのか、子供の頃から
気になって仕方がありませんでした。

少し前に「こけもものジャム」を某輸入食料品店で
見かけて、大喜びで買って食べました。

味は甘酸っぱいベリー系なのですが、色が鮮やかな赤で
(これは確かにこけもものジャムが入った食べ物なんか
盗み食いしたらすぐバレるわ……)と思いました。

※『少年たんてい ロイ・ブラウン』にそんな話があった。

先日同じ店で同じ商品が「リンゴンベリー」と
店の棚に書かれており、

違うよ!!「こけもも」がいいんだよ!!
こけももだからロマンがあるんじゃないか!!

と心の中で叫んでました。

「黒すぐりのジャム」も「カシスのジャム」とは
美味しさが違う気がします。

あと昔の児童文学の「バタつきパン」の異様なまでの
美味しそうな感じは何なんだろう?

「バターのついたパン」でも意味は同じのはずなのに、
何かが違うんですよ……!!!!