昭和の思い出24 聖闘士星矢ドンジャラ

最近見なくなったのですが、子供向け麻雀の
ドンジャラ」というオモチャが昔ありました。

形は本物の麻雀牌ですが、アニメの絵を合せて
9枚揃えて遊ぶものです。

(ググったら今でも『ワンピース』とかで
作られてることに驚きましたが、それはそれとして)

昭和だと『ドラえもん』『ドラゴンボール』があり、

何といってもハマったのは『聖闘士星矢』の
ドンジャラでした。

他の作品と違うのは、星矢はキャラ人気が強いため
勝敗とか、揃う揃わないに関わらず、

「好きなキャラの牌をギリギリまで手放さない」
人がいるということ。

勿論私もですが、私だけじゃなかったというのは
断言しておきます。

そのため仲間内で、黄金聖闘士の牌9枚を揃えることは
不可能とされていました。

逆に不人気な白銀聖闘士は捨てられるのが早いので、
星矢ファンじゃない人が、それを狙って連戦連勝
なんてパターンもありました。

ちゃんと点棒とかもついてましたが、誰も本物の
麻雀をやったことがなかったというのもあり、

「ロン」は言っても、「チー」「ポン」なんて
言ったことはなく、点数計算もやりませんでした。

未だに私の麻雀知識は『動物のお医者さん』麻雀回と、
『ムダヅモなき改革』くらいしかありません。

そういえば当時一緒に星矢ドンジャラを遊んでいた先輩が
おそ松さん』一期21話の麻雀回を見て、
私に尋ねました。

「麻雀のことはよくわからないんだけど、
カラ松は要するに、星矢ドンジャラで言うと
オール黄金聖闘士でしか上がりたくない感じ?」

多分それで合ってると思います……。

聖闘士星矢カセットコレクション(懐かしのカセット
ブック)をBGMにドンジャラした時は

手が当たったのか、友人の揃えた牌が丸見えになった瞬間
デスマスクが「ウワーッハハハハハハハハ!!」と高笑いを
始めるという奇跡のタイミングが。

「Rちゃんがデスマスクに笑われた……!」と
しばらくツボに入って笑いが止まらなくなった思い出。