昭和の思い出14 夏祭り

私が5才か6才の頃、近所の同級生の子たちと
一緒に夏祭りの山車に乗ったことがあります。

白地に紺と赤の水玉の
おそろいの法被とハチマキで、

うっすら化粧してる姿の写真が
アルバムにありました。

あまり覚えていませんが、お化粧なんて
してもらうのは初めてだったので、

自分の顔にパフや筆が触れたり、
顔に色がついていくのは
不思議な感じでした。

山車に乗っておみこしと一緒に
決められたルートを回るわけですが、

山車の赤と白が交互に巡らされた
台座の棒の鮮やかさは印象に残っています。

翌年以降はおみこしと一緒に歩く側で、
皆に合わせて「わっしょい」と声を張り上げてました。

終わったら冷えた缶コーヒーをもらって、
すごくいい仕事した気分でした。

ウチは基本、麦茶やお茶が常備で、
缶コーヒーなんてこういう時しか
飲むことはなかったので、
よけいに特別感がありました。

普段遊び場にしている神社のおみこしなので、
氏神様も喜んでくれていた……のだと
いいですね。