昭和のアイテム『テーブルカバー』

今じゃめっきり見かけなくなりましたが、
母方の祖父母の家の食卓に
いつもあったアイテムでした。

食卓にかぶせる虫よけで、
小さな日傘を逆さにしたようなデザインです。

まだ売ってるのをWEBで見かけて
話題に出したところ、

母に「昔は家畜を近所で飼ってたんで、
虫多かったからねぇ」と言われました。

確かに祖母に連れられて散歩の途中、
牛や豚のいる家を横切った
おぼろげな記憶があります。

祖父母の家は住宅街に建ってて、
近くには商店街もありましたが、
裏手にはそういうお宅もあったんですね。

今でもあるところにはあると思いますが、
流石に少なくなった印象。

前述しましたが、やはり昭和50年代後半を
境に、時代が入れ替わってる
感じがしますね。

そういえば祖父母宅には網戸のついた
小さい三段くらいの棚もあった気がします。

何しろ古い家だったので、コンロを使う時は、
いちいち土間に下りるような不便な台所
でした。

もう更地になってしまいましたが、
写真に残して置けばよかった……。