昭和の思い出8 「おにろく」って呼んでたのに……。

神社の境内ではスペースがなくてやらなかった
遊びの一つに「おにろく」があります。

ググっても出てこないなと思ったら、
「十字がいせん」という別名で同じ遊びを
見つけました。

大きな正方形を地面に書き、その真ん中に十字路を
書き入れます。

鬼はその十字路内しか動けません。

鬼じゃない人は捕まらないよう、右まわりか
左まわりに正方形内をぐるぐる走り回ります。

鬼に捕まった人が次の鬼という
鬼ごっこの亜種ですね。

進行方向に鬼が両手を広げたら
それ以外の人は身動き取れなくなるので、

それより広いスペースだったか、
左右どちらでも移動できたか、

細かいことは忘れましたが、
すぐ手詰まりにならないためのルールは
あったはず。

いかにも今ダッシュするぞ、と
フェイント使った記憶はあります。

「おにろく」って呼ばれてたはずですが、
六面でもないし、何でこの名称だったんだろう?

他にもカラーゴムを編んでゴム飛びしたり、
中をくぐったりもしてました。

グー・チョキ・パーで「グリコ」「チョコレート」
「パイナップル」と言いながら文字数だけ移動する
遊びとか、

40年近く前の話だと、今の子から見れば
まんが日本昔ばなし」のカテゴリに
入るのかもしれんのう……(震え声)

逆に言えば、「日本昔ばなし」の頃の遊びと、
直で繋がっていたのかもしれません。