缶コーヒーのなだれ現象

以前、自販機でコーヒーを買った際、
同じコーヒーがなだれのように次々に落ちてきた
ことがあります。

ガシャン、ガシャンガシャンと音がするたびに

(え……え……えっ……!?)

ものすごく焦りましたが、このままだと詰まるかもと
はっと気づいて、受け取り口からコーヒー缶を
回収しました。

更にコーヒーは出続け、10本以上の缶が
落ちてきたと思います。

持って帰るわけにも、放置するわけにも
いかないので

とりあえず自販機にある連絡先に電話して
業者さんが来るまでそこで待つことに。

傍から見れば同じ缶コーヒーを大量に
周囲に並べてて立ち尽くすおばさん……。

(地面ではなく、塀の上かどこか高いところに
置いてたはず)

(不審者に見えてるのでは……?)と
業者さんが受け取りに来るまで
気が気じゃなかったです。

業者さんが言うには、缶の補充の際、
サイズ違いのものを詰めてしまった場合に
起きる現象らしい。

出くわした際は、自販機の連絡先に
連絡してあげてくださいね。

いやーびっくりしたわー……。

なお、お礼に落ちてきた缶コーヒーを一本貰いました。

昭和の思い出57 ワープロ

私が中~高校生の頃、ワープロが出回り始めました。
(正式名称はワードプロセッサ

これからは将来ワープロくらい使えないと、
などと言われていて

父が買ったのがNECの文豪MINI7だったはず。
(結構大きくて重かった)

何故か麻雀のミニゲームまで入ってたような。

「練習」ということで趣味で古代ローマ史の
年表とか打ち込んでました。

完全に我流が身についてしまって、未だに
ブラインドタッチができません。

後に自分用に買ったのが同じくNEC
文豪MINI5でした。(7より軽く薄い)

これで同人誌用の小説を書いて出力したものを
ペーバーボンドで原稿用紙に貼り付け、
印刷所に入稿してました。

(ジャンルはあえて言わない)

ノンブルは専用のシールや
レタリングシートが売ってました。

今は同人誌を作ることもなくなりましたが
全てはPC作業、データ入力の時代ですね。

インターネットこそ使えないけど、文章入力・
即印刷できるワープロはそれなりに便利
だったのにな……。

あとインクリボンに文字が白抜き状態で残るので
後で見返して何とも言えない気分になる。
ワープロあるあるです。

昭和の思い出56 プリントゴッコで年賀状作り

この時期になると、プリントゴッコのことを思い出します。

簡単に説明すると、家庭用版下メーカー……かな?

1;まず原稿を用意。
鉛筆で書いたイラストか、コピー機
かけたもの(カーボンを含んでいるのが必須)

多色刷りの場合はその数だけ原稿を
用意する。

例えば私の場合、ハガキサイズの
鉛筆書きイラスト+

「謹賀新年」などの文字をワープロ出力、
コピー機で拡大し、同じくハガキサイズの
紙に貼ったもの

これで二色刷りが可能になります。

2;原稿をプリントゴッコにセットすると、
専用のランプが発行、真上に置かれた
スクリーンに原稿を焼付けます。

(二色刷りだから二回繰り返す)

3;このスクリーンに専用インクを載せ、
本物の年賀状の裏面に一枚一枚ぺたぺたと
押し付けていきます。

プリントゴッコの専用ランプは4個セットで
売られていて、一度に2個使います。

二色刷りの場合一気に4個消費するので
失敗すると結構な出費でした。

そして発光の後、なんとも独特な
臭いがするんですよね。

プリントゴッコ専用インクは
金色とか特殊な色は結構高価でした。

今思うと面倒な作業だったんですが
当時は学生だったのと

年賀状出すのが当たり前の時代だったので
年末の恒例行事みたいなものでした。

今はデータで出力か、メールで済ませる人も
多いというのも時代の流れを感じます。

しかし10代の頃の、絵を描いてるだけで
脳内麻薬出まくってたのは何だったんだろう……?

ちなみに「プリントゴッコ」は既に本体及び
インクなど全ての販売を終了しています。

昔はこの時期になると、文房具売り場で
結構な面積を占めていたのにな……。

昭和の思い出55 定額小為替

私の学生時代ですので昭和末期~平成初期、

同人誌の通販の料金は定額小為替
+送料分の切手でした。

これに宛名カード(シールか、両面テープを
裏面に貼る)と返信用封筒を入れて申し込みます。

当時の定額小為替は一枚につき手数料10円でした。

郵便局で、平日の午後4時までしか扱ってないため
中間・期末テストなど、学校が早く終わる時でないと
買えませんでした。

テスト後に届いた本を読むのが楽しみだったものです。

ファンロード』の同人紹介コーナーが
おニャン子ファンジンロード」だった時代というと
ものすごく昔ですね……(遠い目)

だいたい星矢かトルーパー、サイバーフォーミュラ
ダンクーガも買ったなー。

郵政民営化後は手数料が一枚につき100円
かかるようになったため、振込みが主流になります。

最近は同人誌を通販で買ってませんが、
もう電子マネーに取ってかわられてても驚かない。

 

あと当時、おそらく自宅だろう住所がそのまま
載ってたのも時代を感じます。

もう少し後だと私書箱や局留めが使われるように
なり、

今は申込みから送金からwebでとか……?(推定)

「ぬるい」ドリンクの選択肢がほしい

この季節、冷たいものは飲みたくないけど
喉かわいてるときに熱いものもなぁ……と
いう時ありません?

なんで「ぬるい」飲み物はないのかと
声を大にして言いたい!!!

コンビニやスーパーでも常温のペットボトルが
少数で、冷えてる方が大多数。

小型のペットボトル1本くらいならいいけど
2本目はお腹にきます……。

だからといって熱い飲み物は口の中火傷しそうな
レベルのものばかり。

中間がないのか中間が!!

常温のほうが電気代かからないじゃないか!!

でも実際のところ「ぬるい」を導入しちゃったら
客から「やっぱ一個くらい氷入れて」とか
「もう少しあっためて」とか

細かいサービスを要求されてかえって
仕事が増えそうだから難しいかもしれないけど

文句言わないから、「ぬるい」選択肢が
ほしいものです……。

昭和の思い出54 学研のふろく 

「まだかなまだかな~学研のおばちゃんまだかな~♪」の
CMを覚えているのは昭和生まれの証かも?

「○年の学習」と「○年の科学」という二種類の
雑誌が学研から出ていて、

何故か本屋さんでなく、近所のおばちゃんが
持ってきていたはず。

私は1年から6年までずっと「学習」派でした。

「科学」の方は当たり前だけどそれっぽい
内容とふろくばかりだったので
途中で変える気にはなりませんでしたね。

「学習」のふろくでよく覚えているのは
紫水晶。5年生の時くらいかな?

親指の爪くらいの大きさでしたが
子供が初めて手にする「宝石」としては
十分な美しさで、

お菓子の空き箱にティッシュを詰めて、
その上に入れて大事にしてました。

(確かグリコの「キャンレディー」という
丸っこい八角形で、小さなハートが散ってた箱)

←画像を確認したら、昭和らしい絶妙な
ダサ可愛いデザインのキャンディの箱でした。

あと3~4センチくらいのプラスチックの
固いシートで、光がプリズム状にきらめいて
見えたり、

肖像画から偉人の音声を再現したという
謎のカセットテープとかありました。

紫式部清少納言の悪口言ってたり、
モナリザがイタリア語で自己紹介してた)

当時「学習」の読者コーナーを担当していた
新人の記者が、後にアニメディア編集長に
なったとかいう記事を見たときは驚きましたね。

「科学」で育った人は理系に進学したり
したのかな……?

昭和の思い出53 コバルトときめきテレフォン

正確には平成初期ですが、ネット環境が整う以前には
「テレフォンサービス」というものがありました。

そこに電話すると何かしらの情報を音声で
聴くことができます。
(料金は電話代に上乗せされます)

特に当時大人気だったコバルト小説の
炎の蜃気楼(ミラージュ)』は声優が豪華で
友人たちとこぞって聴きまくったものです。

わざわざ電話をかけて聴きたがるのは
コアなファンくらいでしょうから、公式なのに
同人のようなノリでしたね。

「影虎様!?どうしてハイヒールを履いて
らっしゃるのですか!?」

(ノリノリで踏みつける影虎=関さんと
悲鳴を上げる直江=速水さん)

「三郎ーーー!!さぶろうさぶろうさぶろぉぉ!!」
強烈に弟愛を叫ぶ氏照兄様(=田中秀幸さん)

など、短時間でインパクトを残すためも
あったのでしょうがなんか色々スゴかった……。

何より電話口で囁く速水ボイスの破壊力と
いったら(恍惚)

※ググったらまともなドラマもあったようですが
何故記憶にない……?

速水さんご本人もファン向けのテレフォンサービスが
あり、ファンからの質問に答えるコーナーもありました。

今は何のコンテンツにせよ情報発信はwebですから
はるか昔のお話です……。